まさか矢沢永吉を取り上げるとは思わなかった。きっかけは2009年のap bank fesの映像。
永ちゃん60歳、驚愕のパフォーマンス。歌の上手い歌手という認識は無かったのですがすごく上手い。
上手いどころか圧倒的な存在感です。感服しました。
上昇志向、自意識が過剰で曲作りはバラードに関しては天才。自分にも厳しく他人にも厳しい。
Rockは好きだが成功のためにバンドではなくエンターティナーの道を選んだ。矢沢ファンはガラが悪くて頭が悪い。
と、数十年間思い込んでいたのですが上記映像を観て人間矢沢永吉に興味を惹かれて既刊の2冊、「成り上がり」
「アー・ユー・ハッピー?」入手して読んでみました。またまた感服しました。
人間離れした言動、足跡、業績がとても人間臭い苦闘とセットであったのが語られています。戦い続ける男の姿は
多くの人々に生きる力を与えているのだなと実感しました。強烈な自意識を持った人は他人から愛されることは稀
ですが、永ちゃんがファンから愛される理由が解りました。長年誤解していてどうもすいませんでした。
止まらないha~ha/矢沢永吉矢沢ファンの中にも「キャロル時代の曲が一番好きだ」という方も結構います。私もファッションは嫌いでしたが
音楽は大好きでした。少人数編成で電気楽器の地の音で余計な音を必要としない絶妙のアレンジがRockの醍醐味。
と、私は思う。ビートルズもストーンズもそうでした。
これはジョニー大倉が失踪時に3人でのTV出演の映像です。これですよ、これ!
憎いあの娘/キャロル
国内のソロ活動で成功を収めて、世界市場を狙った全編英語詩のアルバムからです。演奏はドゥビー・ブラザース。
作曲は本人ではありませんが力の抜けた歌唱が素晴らしい。この曲で売れなきゃしょうがないですね。
欧米人で「キカズニシネルカ」の方は愛聴していることでしょう。
ROCKIN' MY HEART / 矢沢永吉